2006年07月30日

呵責…眠れない夜に…

引退したサッカー選手は今 世界を旅しているという
自分に何ができるのか何ができないのかを見極めたいと…

僕に何が出来て何が出来ないか
じっくりと見極めることもできないままに時は過ぎていく

成したいこと為すべきことは限りなく多い
けれど一日には24時間しかないもどかしさ

腕は二本しかなく 脚は一組しかなく
同時に見つめることが出来る焦点もただ一つだけ

戦車に踏みにじられる街のがれきを
指をくわえてカメラを見つめるやせこけた少年を

忘れることが出来ない心は確かにヒトが持つべき心
でも抱えきれない悲しみの重さは分不相応の心に思えて…

目をそらして忘れようとする
目の前の楽しみに己を委ねようと試みる

…それなのに心の奥底で許してくれない叫びが響く
…無駄な努力でも何もしないよりは遥かにましだと心がうずく

地球は回る 時は流れる
めぐり来る夜に仕方なく僕は一日を終える

また眠れない夜が来る
そして僕はまた僕の一日を許せない

瓦礫01up.bmp
posted by 銀河ステーション at 00:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:歩き続ける日々に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

心の定規

姿勢をまっすぐ保つことならできるけど
心をまっすぐ立てるのは意外と難しい

風が吹けばすぐに揺れたり倒れたり
時には自分自身の重さで歪んだりもする

いつもいつもまっすぐな心でいられたら…
信じる夢をはためかせたり
倒れそうな人の支えになったり
寂しいあなたの宿り木にさえなれるのに…

小さな頃
祖父に定規をつっこまれたっけ…

心の歪みを正せるような…
まっすぐな定規が必要なのかもしれないね

〓〓〓??????0610up.bmp
posted by 銀河ステーション at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩:誰かへ そして自分へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

『近頃の若者は…?』

どうしたの?遅かったね…と
問いかけるみんなに君ははにかんで
あのね…と話してくれた
公園の小さな出来事

巣から落ちた小さな雛が
弱りきって悲しそうに鳴いていた
空では親鳥たちが群がって
雛を狙うカラスを牽制していた

あまりにも巣の位置が高いので
可哀想に…と思いながらも近所の人は何もしなかった
急いでいた彼女もそのまま通り過ぎようとした

でもね…

必死に騒いでいる親鳥たちの声を聴いていると
今にも死んでしまいそうな雛鳥の姿を見ていると
なんだかほおっておけなくて
思わず駆け寄って ちいさな雛を手のひらに載せた

通りがかりの近所のおじさんからはしごを借りて
背の高い彼女はよじ登ったはしごの上から思い切り手を伸ばしてみた
でもやっぱり届かなくて そっと屋根の上に置いてみたけど
親鳥は警戒して降りてこなかった…

どうしよう

悩んだ彼女はおもむろに枝や葉っぱを拾い始めた
そう 小さな命のために
彼女はお母さんになったんだ

やっとできあがった手作りの巣の中に
雛鳥の小さな体を横たえて
もう一度はしごを登った彼女は
一番近いところにある枝の分かれ目にその巣を置いた

そんなこんなで遅れてしまったの
ごめんね

謝らなくてもいいよ…とみんなが思った
むしろ…ありがとう…と心の中で微笑んでいた

まだまだ捨てたもんじゃないな…と僕は心でひとりごと
近頃の若者は…なんてさげすむ人もいるけれど
別に鬼や化け物になってしまったわけじゃない
人としての暖かい心は彼らにだって宿っているんだ

どんな宝石でも 磨かなければただの石ころ
磨けば磨くほど輝きは増す
たとえ黒ずんで泥まみれになっている原石でも
心をこめて磨いてゆけば思いもかけない光を放つ

問題ばかりが目に付く世代でも
それはまだ本性を磨いていないだけのこと
信じて根気よく磨いてくれる誰かがいれば
見たこともない素晴らしい世代に生まれ変わるかもしれない

だってこんなに優しい心で
命を慈しむ少女がいる
そしてその女の子の話を聞いて
微笑む心をみんな持っている

生まれたときにはおぎゃあと泣いて
お母さんの胸に安らかに眠った
彼らなんだから…

信じてあげたい気持ちになった …夏の出来事

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posted by 銀河ステーション at 11:37| Comment(6) | TrackBack(0) | 詩:未来と平和のための祈り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

Restart …たとえ遅すぎるとしても…

誰かのために
涙を流すことをしあわせだと言える
君たちに
僕の心は揺り動かされる…

そんな気持ちを
どこかに置き去りにしたまま生きてきた
この僕は
笑顔の君達を寂しく見つめる

今からでも間に合うだろうか…
  …意味ある人生だったといえるように
もう一度 走り出せるだろうか…
  …「青春」は遠く過ぎてしまったけれど

ただ ひとつだけ
確かに感じる救いの証しは
君達にあこがれる僕がいること

心は まだ 生きている…

Restartup のコピー.bmp
posted by 銀河ステーション at 02:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:誰かへ そして自分へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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