2011年08月02日

歌と記憶

最近は、Salyuがいいな、と思ったり、小田和正の『東京の空』にはまったり…、あまりKOKIAも聴かなくなっていたが、7月の終わりころ、ある歌が聞きたくなって、久しぶりにかけてみた。

その歌の名前は「うす桃色の季節」。桜が好きだった亡き人を偲ぶ歌。
この歌をはじめて聞いたとき、自分自身にとっても大切だった方のことが思い出されて、それこそ、何百回もリピートして聞いていた。

不思議なもので、久しぶりに聴くと、その頃の想いがあとからあとから湧きあふれてきた。

記憶はどこにしまってあるのだろう。

物理的には、脳のどこかにあるのだろうが、こんなに小さな頭のスペースの中に、よくも、膨大な記憶が入るものだ…と思ったりする。
もっともっと深く広い、記憶の世界がどこかにあって、脳はそこにアクセスするための、ただの中継基地ではないかと妄想する。

その世界は、きっと記憶を共有した他の人とも、さらには亡くなった人たちともつながっている絆の世界なのではないか。
そして、「歌」は、その中継基地の扉を開く鍵のようなもの。

たった、1フレーズで、言葉に尽くせぬ、深くて、豊かで、切ない想いが沁み渡っていく…。

波のように懐かしさにおそわれ/こみあげる想いに空を見上げ…

ここ何日かは、何度も何度も聴くことだろう…。


posted by 銀河ステーション at 09:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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