2005年12月08日

久しぶりの街

デスクワークになれてしまうと
季節の移り変わりさえ忘れてしまう

久しぶりに外に出て、満員電車に揺られる朝
ふと窓の外を見ると美しい紅葉に出逢う

インターネットを駆使しながら
世界の裏側まで知ったような気持ちになるけれど
こんなに近くにある宝物にさえ
気づかずに過ぎていこうとしてたんだ

あらゆる人を追い越していこうと
わき目もふらずに走っていくうちに
こんなに緩やかな季節の移り変わりにさえ
取り残されそうな僕がいたんだ…


デスクワークになれてしまうと
人との距離さえ忘れてしまう

久しぶりに満員電車の中で たくさんの人に囲まれた朝
ふと窓の外の 抜けるような青空に出逢う

考えてみた この窮屈な世の中はナンだろう
余りにも人が多すぎて 息をすることすら不自由で
こんなにも広い大空があるのに
羽ばたく翼さえ失っていたんだ

…それは違うかな とまた考えた
小さな頃 キャンプのテントの中は窮屈だったな
でも息苦しいなんて思わなかった
ずっと一緒にいたいなんて思っていたんだ

 息苦しいのは
 そこに人が多すぎるからじゃなくて
 互いの間に
 越えられない高い壁が聳えているから…

言葉を交わすこともなく
視線が合った途端に目をそらすような関係じゃなくて
心から人を愛してみたい
しっかりと見つめ向き合ってみたい

そんなことを考えながら電車を降りると
駅の出口にティッシュを配る一人の人

なんだか優しい気持ちになって受け取ろうとすると彼女は背を向けた
替わりに声をかけられたその人は目をあわせることもなく行き過ぎた

もしかしたら僕も彼女のように
投げかけられた優しさに背をむけて生きて来たかもしれない
出逢うべきたくさんの愛や友情を
見過ごしたままに来たかもしれない

デスクワークになれてしまうことで
見失ってしまったたくさんのこと

もっと街に出よう そしてたくさんの人に逢いにに行こう
大切なものに しっかりと出逢っていけるよう…
posted by 銀河ステーション at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩:歩き続ける日々に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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