2007年05月15日

祖母の思い出

 大きくなったら「お母さん」になりたい!

突然大きな声で娘が言った。
なにげなく僕は答えて言った。

 そしたらお母さんはおばあちゃんになるんだね
 そしてお父さんはおじいちゃん
 おばあちゃんはひいおばあちゃんになっちゃうんだよ!

娘がけらけら笑い出す

そんな他愛もない会話をしながら
僕は 亡くなった祖母のことを思い出していた


子供の頃
きょうだい三人肩をならべて
おばあちゃんと一緒にコロッケをつくった

月に何回かの楽しみな行事。
 …ぼくは小麦粉!
 …わたしは卵とパン粉をつける!
わいわいはしゃぎながら
きっと祖母も楽しかったのだろう
ついつい作りすぎてしまったコロッケは
三日後までしっかり食卓に居座っていた…

たしかにそこには平和があった

性格も違うし、けんかばかりしていたきょうだいだったけれど
祖母のあたたかなまなざしの中で
いつでも僕らは溶け合っていた

…戦争ばかり繰り返している人間だって
ほんとうは、同じ母なる自然に抱かれてきたんだ

ひとつになれないはずなんてない…


ふと我に帰ると今日はなくなった祖母の誕生日
もうお祝いのケーキはつくれないけれど
まだ生きているんだな…って 確かに感じた


この娘がお母さんになったら
あなたはひいひいおばあちゃん

たくさんのお母さんやおばあちゃんがいて
僕ら人類はこうして今を生きている


そのまなざしを 
絶対 忘れないように…

それこそが「平和」の源なのだろうと
僕は 思う

RbPupRgXg.BMP続きを読む
posted by 銀河ステーション at 20:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月31日

別れた友たちへ

遠く離れても 聴こえてくる歌
…夜遅くまで語り明かした夢の話や
こぼれおちた 涙

いつだって僕らは一生懸命で
それだけに どこか不器用で
伝えられなかった言葉 傷つけてしまった言葉
数え切れないほどだけど

でも
その根っこにはいつでも愛があったこと…
それだけは絶対に嘘じゃないから
僕も 君たちも 信じているから


もう一度ここでも 初めてゆける
街並みの景色は少し違うけど

そこに住んでいる人の心はきっと似ている
優しさやしあわせや 平和をみんな願っているんだ

だから もう一度始めてゆくよ
新しい愛の歌声を響かせるために…


だから 君たちも始めてゆくんだ
いつか話した夢の続きを追いかけて
注がれた涙が きれいな花を咲かせるように

僕も 新しい場所に種を運ぶよ


あえて手紙は書かずにおこう
かすかに残る寂しさが
走り出したい心に 影をおとすから

大丈夫だよ…と書ける その日まで 



※ひさしぶりに更新します。コメントの返事も書けず申し訳ありませんでした。
年末年始に仕事のほうで異動があり、東京から名古屋に移ってきました。
慌しい引越しだったので、私的にネットをする環境を確保するのが後回しになってしまい、メールをチェックするくらいはしていたのですが、さすがにブログのほうは開けず…。
コメントを下さった方々には本当に申し訳ありません。

少し、落ち着いたので、ぼちぼち更新していきます。
これからも、マイペースで続けることになりますが、よろしければ気長に見守ってやってください。今後ともどうぞよろしくお願いします。

仕事もどたばただったのですが、内面的にもどたばたな数ヶ月でした。
比較的、異動の多い仕事なのですが、東京は珍しく4年も定着していたので、いろんなことに手をだして、それなりに交友関係も深まっていたので、突然の別れはなかなか辛いものでした。
久しぶりに思春期の卒業式を経験したような気分です。

その中でずっと聴いていたのがKOKIAというアーティストのアルバム『aigakikoeru(愛がきこえる)』でした。
特に、その中の『Warmth』という曲がしみてしみて…。
フランス限定発売だったのですが、今度日本でもリリースされるようです。
派手さはないですが、ひとりの夜に静かに浸れるアルバムです。


『Warmth 〜Listen For The Love〜』 詞:KOKIA

胸に手のひら 押し当てて
時計の音を聴いている
確かに刻んでいる それだけなのに
静かに営む小さな 奇跡

動いてる 動いてる 命の音
つないでる つないでる 私の音…

愛がきこえる 
どれほどのしあわせを
胸に抱えて生まれたんだろう

今 生きている
ただそれだけのことが
どんなに しあわせつないでゆくんだろう…

(中略)

もしも迷ったら 思い出すの
私を育てた大きな手を
痛みも 悲しみも 喜びも
すべて受け止めてくれた…

愛が聴こえる
わすれないぬくもりの中で
大事に夢見ていたんだろう
信じられない奇跡は この手の中に
私 ここに
こうして生きてる ってことなの…

確かに刻んでいる
それだけなのに
静かに営む
小さな…奇跡

Warmthup01.bmp
生かされてあることのすばらしさ。
たくさんの愛に守られて育てられてきたひとつひとつの命。
励まされ、勇気付けられ、
また誰かを愛してみたくなった…そんな歌です。
(もちろん愛する奥さんがいるので「恋」ではありませんよ…)
ぜひ聴いてみてください。5月23日リリースです。

posted by 銀河ステーション at 02:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

冬とこころ

寒い冬だからこそ
 
 わかる

あなたのこころの
 
  あたたかさ

????±±??02up.bmp

なにげないひとことが

こんなにもしみてくる夜があるんだね…

ずっと 気づかなかったけど

やっとわかったよ

今までもずっと

そばにいたんだね

そして呼びかけてくれていたんだね

ひとりになって

寒さに凍えて

やっと気づくなんて

少し遅いような気もするけれど でも

気づけたことが嬉しくて…



「ありがとう」

posted by 銀河ステーション at 05:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

書くこと 描くこと

思い描くのは
きっとどこかで待っている
…誰かの笑顔
…誰かのしあわせ

????±??????±??up.bmp

愛する心が言葉を綴る
夢見る心がイメージになる

喜んでくれるかな
びっくりするかな…

この世で一番
しあわせな時間(とき)

まだ見ぬ誰かと
大切な友達や家族のために…
posted by 銀河ステーション at 12:18| Comment(8) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

小さい秋 …娘に

何だか急に寒くなってしまったけれど
風邪なんかひかないで元気でいるかな…

君が生まれた年はすごく暖かくて
雪も少なかったことを覚えているよ

今年は どうかな

真っ白な季節が来る前に
鮮やかな赤や黄色を目に焼き付けて
凍えそうな夜には思い出そうね…

Hup.bmp
いちょうもかえでも
寒い冬の中でも暖かさを忘れないように
一生懸命に最後の命を燃やしてくれているんだ

だから
優しく手のひらにのせて
ありがとうって言うんだよ

そして寒さになんか負けないよって約束しよう

ものごころついて
少しずつ寂しさをおぼえはじめた君だから
いつでも僕は心配してるよ

だから…約束

冬もいつかは終わるから
寂しさを越えれば
まためぐり逢える春が来るから

夢と希望を小さな手のひらに握り締め
絶対負けないって約束しようね
posted by 銀河ステーション at 02:46| Comment(6) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

明日への約束

こんな小さなことでつまづいているようじゃ
誰のことも守れないね

こんなふうに言い訳ばかりしていたら
いつまでたっても強くなれないね

…明日こそ
こんな自分を乗り越えてゆきたいと思う

決意してはつまづき 誓っては裏切り
そのたびにあなたを苦しめてきた
こんな自分がいやだから
その心だけは真実だから…

ぼろぼろになっても
諦めることはだけは …できない

…届くかな…

星も見えない東京の空
その場しのぎの慰めにさえ頼れない

そんな夜だからこそ強くなる

美しい花畑に横たわり 
爽やかな風に吹かれることができたなら…

弱い心は思わず願ってしまうけど
そんな景色はどこにも見えないこの街だからこそ
きっと…

ほんものの強さにたどりつけるのかな
…そしてあなたに会いにゆく

その時こそ
ほんとうの星の輝きを僕は知るだろう
そしてまっすぐに春の風を受け止めることも出来るだろう

そしてあなたに会いにゆく

…待っていてくれるかな…

明日への約束0610up.bmp
posted by 銀河ステーション at 02:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

ありがとう

なんだかこんなせつない夜は
生まれてから ずっと
ひとりぼっちだったように思えてくる…

そんなはずなんてないのにね

…ありがとう…

誰にともなく ひとりつぶやくと
せきをきったように
愛されてきた思い出がこみあげてきた

??¨〓??〓0610up.bmp

きっとひとりで生きてきたなんてありえないことで
必ず誰かの支えの中で生きてきた
与えたことは覚えているけど
愛されたことは忘れ続けた身勝手な人生…

…ありがとう…

せめてその言葉だけは忘れずにいよう
そして時々は思い出すんだ

愛されて生きてきた人生を。

posted by 銀河ステーション at 22:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

小さな贈り物によせて…

紫陽花の季節もそろそろ終わり
少しずつ 暑い夏の日が近づいてくる

母の日が過ぎ…
父の日が過ぎ…
今年もあちこちで交わされたはずの
たくさんの「ありがとう」の言葉

我が家でも 小さな娘からのプレゼント
お父さんありがとう!の無邪気な言葉に
ふと思い出す 離れて暮らす父の面影
…今年は何もできなかったな…

こんなふうに
いつでも僕らは忘れてしまう
あんなに可愛がられてきたのにね…
一人で生きてきたような顔をする

この世にどんなに暴力と犯罪が満ち溢れても
忘れたくないことがある
どんな人間の心の奥にも
愛されて育った 大切な記憶がしまわれていると

一人で生きるなんてできはしないのだから
必ず寄り添って生きた愛があるはず
思い出すことができないほど遠くなっても
決して消えることはないその愛の記憶

たとえ虚しく思える努力だとしても
思いをこめて愛と命の歌を奏でてゆこう
見失い忘れてしまった人の心に
大切な愛の記憶を蘇らせるために…

母の日も 父の日も
きっとそのためにあるはずだから

生きることは愛すること
生きてあることは愛されてきたことの証しだと
誰もが忘れることがないように
たとえ忘れても 思い出すことができるよう…

たとえ怒りと憎しみがこの世界にあふれても
愛を歌うことを諦めはしない

君がくれた
小さな贈り物に思うよ…

肩もみカラーup.bmp
posted by 銀河ステーション at 08:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

恵みの朝

今日は久しぶりに小鳥の声で目を覚ました
思わず携帯の着信音かと勘違いした自分に苦笑い
長い間無機質な都会で暮らしていたから
こんな自然な目覚めをすっかり忘れてしまっていた

雑木林を渡る風
少しずつ明るくなってゆく空
白い霧が僕の目の前を流れてゆく
空の雲がそのまま訪ねてきたようだ…

暖かな光が柔らかな目覚めを運んできてくれた朝
自然と体にスイッチが入る
なんて幸せな気持ちだろう
やっぱり僕らは愛され祝福されて生まれてきたんだ

僕は神様の存在を信じたくなる
こんなにも幸せな気持ちになれる朝があるなんて
それは疑いようもなく誰かがくれたプレゼント
悪人であろうと誰であろうと等しく注がれる静かな恵み

だからこそ僕らも互いに慈しみあおう
喜びと感謝の思いでかけがえのない幸せを分かち合おう
光とともに木々の間を渡る風 言葉なき愛に抱かれて
すべてを分かちあう 僕らは確かに子供たち

恵みの朝up.bmp
posted by 銀河ステーション at 01:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月07日

ノスタルジア…(懐かしい祖母の面影に)

幼い頃
僕の手をひいてあの山を登った
あなたの紫色の服
小さな包みを脇に抱えて
小さな弟を背中にしょって
…よいしょ…よっこらしょ…
段差のたびにつぶやきながら
腐りかけた古い木の根っこを踏みしめて
…よいしょ…よっこらしょ…
幼い僕の手をひいてあなたは歩く
道端に
静かな表情で目を閉じる八十八のお地蔵様
そのひとつひとつの素朴な彫刻に
尊い仏様が住んでいるのよと
心が宿っているのよと
小さな包みからわずかな米粒を取り出して
小さな僕の手のひらにのせた
さあ少ないけど食べてください
水を一滴たらしながら
暑いでしょうお飲みくださいと
手を合わせ目をとじて心の中で呼びかけるとき
なんだか素直な子供の心は
お地蔵様の喜ぶ声を確かに聴いた
…よいしょ…よっこらしょ…
やがて視界がひらけて
僕らの町を見下ろす小高い場所に
腰をおろしてヤクルトを飲む
みすぼらしいおやつをつまんで
あなたの隣でほおばる時間は
永遠にも似た至福の時間
下界を見守る仏様の心になったようで
不思議な満足が心を満たす
さあいきましょうね
次のお地蔵様が待っているからと
あなたは小さな僕の手をひいて
…よいしょ…よっこらしょ…
またでこぼこした山道を進む
下り坂は上り坂よりも難しくて
衰えたあなたの足取りは遅くなる
…よいしょ…よっこらしょ…あと少し…
でも道端のお地蔵様に呼びかける
あなたの優しい言葉は変わらない
さあお食べください
お飲みください
そして時折ふりかえり
小さな僕を気にかける
その時のあなたの笑顔
たるんだまぶたが優しくて
僕にはあなたが仏様のように思えた
仏様を敬う心が
いつしかあなたの心をみがき
こんなにやさしい笑顔をつくった
小さな僕は思わずあなたに手をあわす
心の中で手をあわす
そして今
本当に仏様になってしまったあなたの前で手をあわす
あのころ毎週のように通った小さな八十八箇所の道
それはあなたの人生そのもの
…よいしょ…よっこらしょ…
でこぼこの 上り下りの激しい山道を越えながら
幼い僕の手をひいて
背中には小さな弟をしょって
出会うすべてのお地蔵様に
優しい祈りを捧げ続けた
そう あなたは出会う全ての人に
優しい笑顔をふりまいた人
仏典に
常不軽菩薩という方が在る
道端の草木にも礼拝したという
その方の姿を思うとき
僕はどうしても
あなたの姿を重ねてしまう
明日は潅仏会(かんぶつえ)
お釈迦様のお生まれになった尊い日
ヒマラヤの彼方で生まれたひとつの教えが
長い長い歴史を越えて
こんな小さな島国の片隅に
忘れがたい一人の女性を育ててくれた
あなたの思い出を胸に抱いて
僕も曲がりくねったこの道を歩む
そして出会うだろう全ての人に
優しい祈りを捧げる人でありたいと願う
辛いときには
…よいしょ…よっこらしょ…
紫色の服を着た
懐かしいあなたの背中を思う
振り返った優しいあなたの笑顔を思う…

…DEDICATO ALLA MEMORIA DI MIA MADRE…
懐かしいあなたの面影に捧ぐ

おばあちゃんup.bmp
続きを読む
posted by 銀河ステーション at 19:08| Comment(6) | TrackBack(1) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

決して自分だけのものじゃない

僕たちのまわりに
当たり前のようにあるもの
そのひとつひとつに
本当は深い愛情がある

時に僕たちはとても傲慢で
一人で生きてきたような顔をする
時に僕たちはとても卑屈で
誰も自分なんか愛してないんだとうそぶいたりもする

自分しか見えなくなると
世界はとても乾いて見える
心の目をこらしてもう一度見つめなおしてみよう
見えなかったいろんなものが見えてくる

すごいね このパソコンだって
どれだけたくさんの人の夢と努力が詰まっているのだろう
散らかっている本を見つめると
グーテンベルグが笑いかけてきた

踏みしめている舗装道路に
土方のおじさんの汗が重なり
夜を照らす灯りを見上げて
遠いエジソンの苦悩を思う

自由すら それを掴み取るために
命を投げ出した人たちがいて
今この瞬間も 僕らの命を支えるために
誰かがどこかで汗を流してる

そういえばお米の一粒にも
お百姓さんの八十八の苦労があるんだったね
思い出したように引き出しを開ければ
懐かしい人達からの心こもった手紙の束

啄木を気取って じっと手を見れば
この命を与えてくれた父母を思い出す
親から子へと受け継がれてきた命を育む
豊かな大地と海と大空と…

どうして一人ぼっちだなんて思ったのだろう
誰も僕を愛していないなんて叫んだのだろう

そう 僕たちはひとりじゃないね
積み重なった
命と愛のつながりの中で生かされている

だから… この人生も誰かの為に

僕たちが流す汗や涙が
誰かの命につながるように
僕たちが紡ぐささやかな言葉が
誰かの心につながるように

決して自分だけのものじゃない
命と愛をつないでゆこう

命のつながり02up.bmp
posted by 銀河ステーション at 06:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

『別れの時』 …いつか花を咲かせるその日のために…

そう いつでも僕はここにいるから…

旅立ちの歌は春の空に響く
舞い散る桜が 強い風にふかれて舞い上がる
今こそ別れの時 振り返ることなく旅立ってゆけ

ともに過ごしてきた日々の想い出を
精一杯歌う希望の歌でふりほどき
君たちは新しい世界をつくるため
あの青い空の彼方に飛んでゆくんだ

やがて桜の季節が終わり
たんぽぽが咲き綿毛になって飛んでゆく
気が早いような気もするけれど
君たちの旅立ちに むしろそのたんぽぽを重ねているよ

ただ散っていくだけの桜じゃなくて
その手にしっかりと種を抱いて
柔らかな綿毛に風を含んで
はるかな街へと旅をするんだ

????〓01up.bmp

 旅立っていく君たちを見送りながら
 一抹の不安がないわけじゃない
 たくさんの痛みや涙の中で
 大地に根をはることもできず倒れるとしたら…


…祈るような心で
不安をふりほどき僕は信じる
君たちの勇気を 僕に見せてくれた笑顔を
心に秘めた強い誓いを

きっと君たちは夢を叶える
色とりどりの花を咲かせて世界中の人に愛を届ける

たとえ ひとりで痛む夜にも
投げかけた思いが届かずに
涙を流す辛い夜にも

いつでも 僕はここにいるから
いつも信じて祈っているから

負けるんじゃないよ
今日の笑顔と誓いを胸に
ともに流した涙を胸に
立ち上がる勇気を君は持っているはずだから

でも どうしてもつらいときには心の中で手をつなごう
一人じゃない ともに戦う友たちがいる
遠くで祈る僕がいる

そして さえぎるすべての壁を乗り越えて
世界中に輝く 君たちの花を見せてくれ

posted by 銀河ステーション at 02:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

慕わしい父母…ちちはは…へ

年老いてなお
遠くを見つめ続ける僕の父親
あなたの少し小さくなった背中を見つめながら
たまらない気持ちがこみあげてきた

僕のために
あなたが切り開いてくれた一筋の道
その足跡に
はじめて僕の まだ小さかった足を重ねた日

震えるような感動と
少しばかりの不安とに涙があふれた
そんな小さな僕を振り返り
笑いかけてくれたあの日のあなた

追いつこうとしても
いつもあなたは まだ少し先にいて
だからこそ僕は
こうして今まで 走り続けてこられたのだと思う


そんな父のかたわらで
静かな微笑みをたたえていた母
不思議です… 僕が美しいと感じるすべてのものには
どこかしら あなたの面影がある

…怒りや憎しみで
僕の心が歪むときにも
あのとき あなたがくれた優しさが
握り締めた拳をほどいてくれる

悔しさや痛み 僕の弱さのすべてを受け止めて
流してくれた涙の雫が
ひとり荒れ果てた荒野をあゆむ
僕の乾きを潤してくれる

そばにいなくても 
聞こえてくるあなたの声があったから
こうして僕は
いくつもの荒れ野や砂漠を 越えてこられたのだと思う


古い言葉をみつけた
「あなたの父母を楽しませ
あなたを産んだ母を喜ばせよ」
…僕は今 あなたがたふたりの喜びですか?

僕の中に生きるふたりの愛が
やがて大きな実りを結べる日まで
どうか ならんで燃えるふたつのいのちよ
消えずに輝きつづけてください

父母up.bmp
posted by 銀河ステーション at 00:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

つながり

ひと息ついた春の日の午後 懐かしい面影が心をよぎる

人生には幾つかのTurning Pointがあって
その一つ一つには必ず忘れがたい人との出会いがある

ひとりで歩いてきたように思っていたけれど
たくさんの人の想いが注がれてきた道でもあるんだ

小さな微生物やモグラやミミズ
たくさんの命が集まって一つの大樹を育てるように
生かされながらまた誰かのことを生かしてもいる

複雑に絡み合った生命(いのち)の木
高い天空へと伸びる運命(さだめ)の木

意味のない偶然のように見える出来事の羅列にも
隠されたシナリオがあるような気がする
きっと一つ一つの出会いに意味があり
「人生」という名の美しい布を織り成してゆくのだろう

ほら 僕の語りかけた一言が
あなたの心にさざ波を立てる

その波が 誰かの岸辺にたどりつく時
またひとつ 新しい命が輝き始める…

暗闇や光
思いがけない出会いと別れ
意味のないものなど何もない
大いなる つながりのなかで生かされている

…春
命のつながりに目覚める季節

育ち行く木々の若芽に目をやりながら
ひと息ついた春の日の午後

つながりup.bmp
posted by 銀河ステーション at 01:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

君たちとともに…

もちろん年を取る事自体は悲しいことじゃないと思う

少しゆっくりとした足取りで人生を歩けば
夢中で走っていた頃には気づかなかった
いろんなことが見えてくる 

道端に咲く小さな花に挨拶したり
子供たちの歓声に目を細めたり
何気なく交わす夫婦の会話に
深いつながりを感じて微笑んだりもする

それでも若い君たちを見るとやっぱり希望に思うのだ

目を輝かせているかと思ったら 
すぐに落ち込んでべそをかいたりもするけれど
そんな君たちと未来を語り合うこの時間こそ
僕にとっての一番大切なひとときなんだ

何年かのちに
騒がしい店先や小奇麗なオフィス
太陽が照りつける工事現場で
せわしなく働く君たちの姿が見える

その心の中に思いやりと優しさを抱きつづけて行けるなら
この国はきっと今よりも笑顔にあふれた場所になるだろう

君たちは種
未来に美しい花を咲かせる種
今はどんなに荒れ果てた大地に見えるとしても
その土の中に確かに息づく種があるのなら

絶望はない

やがて可愛らしい芽を吹いて
青空に伸びていくだろう種たちよ
さあ夢を見よう
限りなく広がる未来を描こう

君たちの描く大きな夢に
ひとつひとつ静かに合槌を打ちながら

…実は僕も もう一度だけ
羽ばたいて見ようと思っているんだ

談笑up.bmp
posted by 銀河ステーション at 03:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩:つながり・絆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。